2009年 11月 24日
公園の雑木紅葉と銀杏黄葉 |
もみじ、と言いますが、葉の色が赤く変わるのは紅葉、黄色に変わるのは黄葉と書きます。
紅葉と言えば楓を思い浮かべますが、桜の葉が紅葉するのも、なかなかに趣のあるものです。
まるで紅いぼんぼりを吊るしているように、ほんのりと赤い葉が風に揺れています。
春はあんなに華やかな花を咲かせて、初夏はあんなにみごとな葉桜を見せていたのに、今は静かに黄色の葉となり、そして赤い葉となって、吊り下げられてふらふらしているのです。
「知命越へ桜紅葉はひらひらと」 tosi
黄葉はやはり銀杏でしょう。秋深い青空にまるで黄金のシャワーのように暖かな色を注いでいます。
「銀杏紅葉金のシャワーを浴びせをり」 tosi
もみじは霧島山のような高山に行かないと楽しめないと以前は思っていたけれど、自宅からすぐ近くの公園にこんなに目を楽しませてくれるもみじがたくさんあったなんて。
身の回りのことに目を向けることのない生き方をしてきた証拠でしょう。
もっと、もっと、近くをよく見てみよう。
*スケッチは雑木紅葉と銀杏黄葉です。
by mititosi49
| 2009-11-24 21:37
| 秋を味わう50の方法
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