2012年 03月 01日
市電と消費税 |
まだ夜の明けきらない午前6時30分頃、NHKラジオでラジオ体操の時間が始まる頃、自宅を出て、バスに乗り、さらに7時頃に鹿児島市営の路面電車に乗り換えて、職場へ行く。
バスの乗車賃は210円、市電は160円である。
市電に乗ると、バスのように座席が前を向いているのではなく、座席が相対しているので、乗り合いの人々の顔や様子がよくわかる。
学生がいる、若者がいる、中高年の男女がいる、老人もいる。
少なくともばりばりのビジネスマンというような人は少ない。
朝早くから市電に乗る人たちってどんな人たちなんだろう、と思う。
(もちろん、私のような人が含まれているのですが(笑)。)
いろんな境遇の人たちがいるんだろうなあ。
少なくとも裕福な生活をしている人たちではないと思う。
(私を含めて(笑)。)
何らかの理由(わけ)があって、こんなに早い時間から行動しないといけない人たちだろうと思う。
(かなり、勝手な想像だとは思いますが。)
この市電の乗車賃は160円である。
消費税が5%から10%になれば、おそらく乗車賃もあがるのだろうか。
何しろ、赤字の市電である。170円になるのか、180円になるのか。
市電に乗る人たちにとってはかなり痛いのでないだろうか
消費税とはお金持ちにも貧乏人にも分け隔てなく課される税金である。
本来、税金とは所得再分配機能としての役割を期待されるものではなかったのだろうか。
消費税はその逆進性から考えても、本来、税金にそぐわないものではないだろうか。
封建時代の人頭税を想像させてしまう。
中小零細業者にとっての消費税の仕組みについても、やっと最近になって議論がのぼるようになった。
消費税というものについて、もっともっと知る必要がある。
by mititosi49
| 2012-03-01 23:11
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