2012年 10月 18日
コスモスの季節、そして選挙の季節、川内原発再稼働をどう考えるのか |
コスモスが風に揺れる季節となりました。
そして、鹿児島では選挙の季節となりました。
亡くなった鹿児島県選出の国会議員の補欠選挙が16日、告示されたのです。
2011年9月発足した野田政権、自民の安部新総裁にとって初めての国政選挙でもあり、全国から注目を集めているようです(全国ネットのテレビでもニュースが流れました)。
立候補者は幸福実現党新人、共産党新人、国民新党新人、自民元職の4人です(届け出順)。
この選挙区は鹿児島3区と呼ばれ、鹿児島市の一部(旧松元、郡山町)と枕崎、薩摩川内、日置、いちき串木野、南さつまの各市、旧頴娃町を除く南九州市、さつま町を合わせた地域となります。
選挙人の人数をみると、薩摩川内市が8万人と最大で、選挙区全体で26万人です。
さて、誰に投票すべきか。
地元の新聞で各候補者の主張、公約などが詳しく報道されています。
うーん、今、鹿児島で一番ホットな政策課題は何なのか。
やはり第一は川内原発再稼働の問題でしょう。
福島原発事故を体験した日本国民にとって、もう原発再稼働という選択はありえない、と思います。(実際、新聞等の世論調査でもそのような結果が出ています。)
原発が再稼働しないと地域の経済が大変だ、といいます。
本当にそうでしょうか。
福島でもそういわれて原発が立地、稼働し、その結果、大変なことになったわけです。原発さえ来なければ、こんなことにはならなかったのに、と福島の人たちは思っているはずです。
そんなことに鹿児島をさせてはならない、と思います。
地域経済は原発などのような危険なものに頼るのではなく、安心して安全に暮らせる産業を興していけばいいと思います。それをやるのは、これまで原発推進を国策として推進してきた国の責任でもあります。そういったことを私たちがしっかりと要求することが必要です。
何十万年も危険であり続ける放射性廃棄物の処理方法さえ定まらないものを現世代が使用してはならないはずです。私たちの子ども、孫、その先の世代のためにも。
そして安全に暮らしていける社会さえ確保すれば、どのようにでも人間は生きていけるはずです。
とくに鹿児島はうまい食べ物、お魚がいっぱい楽しめる地域です。原発とは相いれない地域なのです。
まずは原発にさよならして、それから私たちの社会をどうすべきか、じっくり議論すればいいのではないでしょうか。
原発に対して、どんな立場をそれぞれの候補者がとっているのか、しっかりと見極めたいと思います。
by mititosi49
| 2012-10-18 21:48
| 植物
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