2014年 01月 20日
名護市長選挙のあと、鹿児島県民に問われるもの |
「アゲインストの風邪」がなかなか抜けません(笑)。今日は市民グループの重要な会議があり、参加する予定でしたが、体調がもう一つなので、大事をとり、欠席しました。といっても、パソコンに向かうくらいの体力は残っていましたので(笑)、
これだけ書いてから、すぐ寝ます(笑)。
なんといっても特筆すべきは、名護市長選で辺野古移設に反対する現職の稲嶺市長が再選を果たしたことです。名護市民の方々が示した勇気と良識に敬意を表したいと思います。「政府がなりふり構わず金も人も政策も投入し、小さな街の市長選に総力戦で挑んだ選挙戦」(沖縄国際大の前泊博盛教授の話、毎日新聞20日付)に敗れた安部政権はこれからどうしようとするつもりなのでしょうか。前泊教授は、選挙で選ばれた稲嶺氏を政府が否定すれば、流血の事態になることも懸念される、と述べています。(2007年、第1次安部政権は辺野古の基地建設阻止行動に対し、海上自衛隊の艦船を名護市辺野古の海域に出動させたことを思い出します。本日付の読売新聞で「政府は、(反対派の妨害に対し)警察による逮捕も辞さない構えだ。」と書いています。)
しかし、ことは名護市民に限るものではありません。つぎは鹿児島県民が問われる番がやってきます。それは、今日の日経の地域総合面に出た大型記事です。「鹿児島、再稼働へ意欲突出 地域経済の苦境映す」と題したこの記事で、鹿児島県の伊藤知事が原発再稼働の一番乗りに向けて着々と準備を進めていることが詳細に紹介されています。「全国で原子力規制委員会に審査を申請済みの原発は16基。だが、立地道県で国や事業者に再稼働を促すような発言をする知事は鹿児島以外に見当たらない。」と、原発が立地する薩摩川内市の岩切市長と同様、伊藤県知事が再稼働に前のめりになっている、と書いています。「規制委の判断はよくぞここまで審査したという形になる。これ以上のものは世界中どこに行ってもない」として、再稼働の先陣を切ろうと突き進む伊藤知事を、鹿児島県民はどう評価するのか。
原発再稼働に反対する市民グループは1万人の結集を目標として「ストップ再稼働3.16 鹿児島大集会」を開催する予定です。もちろん、わたしも相棒といっしょに参加する予定です。
by mititosi49
| 2014-01-20 22:23
| 静物
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