2010年 11月 21日
公園の紅葉 |
桜の季節も短いですが、紅葉もうっかりしているといつの間にか見事に色づいた葉っぱたちが地面に落ちて、木々が枝だけになっている、ということになります。
というわけで、天気のいい日はできるだけ外を歩いて紅葉の景色を楽しむようにしています。
近くの公園の通りには銀杏とハナミズキが並んでそれぞれの色合いを競い合っている。
銀杏は明るい黄色の葉を空に伸びあがらせていて、ハナミズキはエンジ色の葉を吊りさげている。
青くふわりとした芝生の上にいくつかの落葉がゆったりと休んでいる。
一日が終わりかけて、あたりは暗くなってきたけれど、公園の照明のおかげで通りは明るい。
11月の夕暮れはまだそれほど冷たくもなくて、何となく暖かい風が吹いているような気がする。
木々の吐き出す酸素のせいか、空気はたっぷりとあるようで、ゆっくりと鼻から息を吸い込んでみる。さらに足の裏を意識すると、体中から力が抜けて、柔らかい気持ちになってくる。
見上げると群青の空に星が白く瞬いている。
そろそろ夕食の時間だ。お家に帰ってビールを飲みながら晩飯としよう(笑)。
by mititosi49
| 2010-11-21 12:54
| 風景
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Comments(2)
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タカオ
at 2010-11-27 12:06
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京都の紅葉。今年は例年以上に綺麗だとの話を耳にします。11月23日に自宅近くの比叡山に出かけました。ケーブルカーで7合目まで昇り、次にロープウエイに乗ったのですが、眼下に広がる、まさに「錦織りなす」山々の紅葉に感動し、この国に暮らす幸福を感じました。
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mititosi49 at 2010-11-27 19:27
京都の都人(みやこびと)ほどではありませんが、薩摩隼人と呼ばれる鹿児島人の私もやっと最近、風雅を解するようになりました(笑)。鹿児島の街路は銀杏紅葉が素晴らしく、朝の通勤路もいいのですが、職場からの帰りのバス停で夜空を見上げると、金色に染まった銀杏紅葉がこの世のものとは思えないほど見事です。