2007年 09月 19日
人を持って城となす |
私のよく行く県立図書館の隣が鶴丸城跡です。
あるウェブサイトの説明文から引用すると、「この城は慶長7年(1602)に初代薩摩藩主・島津家久(忠恒)の命によって築城をし、2年後に完成したものです。「人をもって城となす」の考えで天守閣もなく質素な屋形造りであった。鶴が翼を広げた形をしていたので「鶴丸城」と言われていたが明治6年の大火で焼失した。」とあります。
人を持って城となす。いい言葉ですね。
箱ものというハードではなく、人、すなわちソフトの力を重視した島津藩の考え方。
それが、やがて西郷をはじめとする、明治維新で活躍した数々の薩摩人を輩出する礎となりました。
城の周りのお堀には、蓮が泥の中から淡い桃色の花を咲かせていました。
by mititosi49
| 2007-09-19 00:04
| 風景
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