2008年 05月 05日
R265を走り、九州山地に分け入る |
黄金週間の目玉プランは、九州山地を縦断する国道265号線を約30年ぶりに踏破することでした。
午前5時半、自宅を出て、九州高速道にはいり、まず小林ICに向かう。
小林ICを出て、須木を抜けると、九州山地を縦断する国道265号線が本格的にスタートする。
緑がむんむんとする山中の道路を車を走らせていく。
車一台分の幅しかない曲がりくねった一本道が続く。
次第に高度が上がっていき、やがて向こうの山の緑がかすんで見わたせるようになる。
あたり一面は緑の饗宴だ。山藤の淡い紫がその緑のなかにアクセントを柔らかくつけている。
車をとめてコーヒーを飲んでいると、鳥が木の枝にとまった。
山の空気をからだ一杯に吸い込む。
生きている実感を感じるひとときだ。
九州山地は山が深い。このまま、ここにテントを張って星空をながめたらどんなに気持ちがいいことだろう。
まあ、でも、今日は椎葉を通って、阿蘇の高森で田楽をビールと食し、これをもって黄金週間の思い出としよう。2年前、まだテスト勤務だった頃に訪れた阿蘇高森の田楽にまた舌鼓を打てることに感謝しながら。
というわけで、学生時代にバイクで走った国道265号線を、今は家族で4輪でドライブするようになりました。今度は秋の紅葉の頃に走ってみようかな、ひさしぶりにバイクで?
by mititosi49
| 2008-05-05 23:10
| 風景
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Comments(3)
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アンデレ
at 2008-05-07 20:53
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高森の田楽の味はいかがでしたでしょうか。私も出身の地元のことでもあり何度か訪れたことがあります。田楽の味もさることながらあのお店の雰囲気がいいですね。それにしても265号線の縦断に挑戦、若さがうらやましいです。年ごとに行動範囲が狭くなっている私にはとてもできそうにありません。1日の走行200キロが限度です。それ以上無理すると後が応えます。いつまでも今の気持ちで頑張ってください。
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アンデレ
at 2008-05-08 20:36
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前のコメントで書き忘れましたがこの滝の風景とてもいいですね。素朴な描写がなんとも言えません。滝の音が聞こえるようです。
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mititosi49 at 2008-05-08 21:18
アンデレ様、高森の田楽の味、2年前と同じで美味でした。15分ほど串を炭火であぶってから食すのですが、ビールとぴったりでした(笑)。囲炉裏の炭火を囲みながら、また、阿蘇の山々の緑をガラス窓越しに眺めながら、すばらしい雰囲気の食事でした。お店の庭に咲いていたシャクヤクなどの花々がきれいでした。再訪したいお店のひとつですね。帰路は、日奈久温泉に寄って、旅館の温泉をもらい、ちくわを買って、小さな食堂で寿司を食して帰宅しました。今年もいい黄金週間を過ごせたことに感謝です。