2010年 10月 29日
亀の井別荘 「茶房天井桟敷」 |

筋湯温泉の露天風呂に浸かって、一夜を過ごし、翌朝の天気はやはり雨。風も結構吹いています。これでは坊がつるへの山歩きは難しい。またの機会に譲ることにしましょう。
では何をするか。
湯布院に寄って、あの亀の井別荘「茶房天井桟敷」でコーヒーを飲もうと思いました。
たっぷりの朝食をとって、荷物をまとめて旅館を出ました。
筋湯温泉から長者原へ向かう道すがら、山はみごとな紅葉です。まさに錦織りの山並み。天気さえよければ、車を停めてゆっくりとスケッチでもしたいのですが、雨が少し強くなったみたい。
とりあえず、次回の坊がつる挑戦に備えて、長者原ビジターセンターに寄ってみます。
九重連山の四季の自然を描いたビデオを鑑賞すると、春の野焼き、夏の満天の星空、秋の紅葉、冬の霧氷。雄大な九重連山の自然は、すごい、の一言です。必ず、また来よう。
そして向かったのは、湯布院の金鱗湖。でも雨がまた激しくなって、とにかく駐車場に車を停めて、亀の井別荘「茶房天井桟敷」にはいります。
おー、このなんとも言えぬ落ち着いた感じの茶房。古びた重厚なスピーカーから聞こえるのはアナログレコードの男性合唱の教会曲のようです。うーん、いいなあ。静かな時間が流れている空間。
この茶房に来たのは昨年2月の大学の同窓会が別府で開かれたとき以来です。
楕円の木の卓に向かい、木枠の窓越しに楓の緑と紅葉が入り混じった景色を眺めながら、「少々苦くて優しい甘みをしたヨーロッパ風の深い焙煎のコーヒー」(説明書から)を飲んでいる。久しぶりに味わう至福の時間。
時よ止まれ(笑)。
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by mititosi49
| 2010-10-29 21:15
| カフェ
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